「中1英語」冠詞「a」と「the」の使い分け|大学院卒がポイントを押さえて短く解説

英語の質問箱

こんにちは、Takaです。

Taka

教育学部大学院修了 大手英会話教室在籍2年 英検2級取得 現在社会人3年目

大学4年次から本格的に英語の学習を始め、1年間で英検2級を取得。

今まで英語学習関連書籍を50冊以上読破、実践を行っています。

英検2級取得に役立つ知識やノウハウをブログにて発信中。

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英語を勉強というと、文法を暗記したり、単語を暗記したり…。

暗記ばっかりでイマイチ英語の楽しさや面白さがわからないといったことはありませんか?

そんなことを思っていたとき、書店で偶然この本を見つけました。

☆英語のギモンを解消すれば英語が楽しくなる!

都内私立高で40年教壇に立ち続けた筆者が受験生に対して答え続けてきた英語の「ギモン」に1問1答で答えていく非常に読みやすい書籍です。

例えば冠詞の「a」と「the」の違い。

学校の授業では詳しく教えてもらえません。

先生に聞いても教科書に載っているようなことしか教えてもらえない。

その説明では消化不良を起こし、モヤモヤした気持ちになり、英語がまたつまらなく感じる。

そんな経験が皆さんにもありませんか?

aとtheの使い分け・違いを知ったとき、私はこう思いました。

Taka
Taka

「英語ってオモシロイ…!!」

こういった受験には直接関係のない英語の知識も、知っておくことで意外にも長文読解で役立ちます。

今回は地味で影の薄い、aとtheの使い分けについて解説していきます。

この記事を読むと

・不定冠詞「a」の3つの意味がわかる

・定冠詞「the」の5つの意味がわかる

・無冠詞の2つの注意点がわかる

結論 たくさんある中の1つ or たくさんある中で唯一のもの

結論を先にいうと

  • 「a」 … 不特定多数の中の1つのもの
  • 「the」… 不特定多数の中の特定のもの

ということになります。

冠詞の前に知ろう、名詞の予備知識

日本語の大きな特徴は、なんでも数えられることにあります。

例えば鉛筆は1本、牛は一頭、銀行は一行のように、どんな名詞(ものの名前)も数えることができます。

英語ではそうはいきません。

英語は大きく分けて二つのカテゴリーに分けられます。

  • 数えることができる名詞=「可算名詞(かさんめいし)」
  • 数えることができない名詞=「不可算名詞(ふかさんめいし)」

自分の目でハッキリと「形がわかるもの」を加算名詞に分類できます。

例えば、本やリンゴ、家や、スマホなどあげればキリがありません。

不可算名詞とは、加算名詞とは逆の考えで「形がわからないもの」が分類されます。

代表的なものは、情報や液体、電力、空気などがそれにあたります。

まず名詞を見たら、これは数えられるものか数えられないものかを判断するクセを付けましょう。

「a」をつけるとイメージが明確になる

基本的に「a / an」は加算名詞につけるものです。

例えば、「僕には将来叶えたい明確な夢がある。」

という時には、「I have a dream.」という文ができます。

しかし、時には不可算名詞にもaやanがつくことがあります。

例えば、「親切」「親切な行為」を意味するkindnessという英単語があります。

「親切」は目には見えませんし、数えることもできません。

見えるのは親切にしている人間や親切な行動をしている人間が見えるだけなのです。

しかし、そこにaをつけるができます。

仮に「a kindness」とすることで、ネイティブは具体的に親切な行動をイメージします。

一般的に「不可算名詞」として使われている名詞も、aや複数形のsがつけば、ネイティブの中では「可算名詞」というイメージになります。その時ネイティブの頭の中では、具体的なイメージが浮かび上がっていると言えます、

みんなで一斉に指を指せたら「the」を使う

「the」の核となるイメージは「共通」です。

ここで一度皆さんが学んできた授業の風景を思い出してください。

懐かしい同級生、先生の話をかったるそうに聞いています。

英語の授業で先生がハッキリとした口調でこう言います。

  • 「Look at the blackboard.」
  • 「Look at the TV.」
  • 「Close the window.」

みんなはなんだなんだと、先生に言われるがままに前にある黒板やTVを見ました。

先生が指を指したわけでもないのに、みんなが同じものを見るのはなぜか?

これは先生が言っている「blackboard」と「TV」がみんなの共通認識になっているからです。

つまり、先生が思っているものと生徒が思っているものが一致している。

これがtheの核となるイメージなのです。

ちなみにtheは楽器にも使われています。

  • the piano
  • the guitar
  • the violin

これは明確なルールが定まっているわけではありませんが、「共通認識」のルールに当てはめるとスッキリします。

例えばみんながthe pianoと聞くと思い浮かべるのは黒い大きなグランドピアノではありませんか?

出典 出典YAMAHA HP

不定冠詞「a」の3つの意味

その名詞について初めて言及する場合

会話や文章の中で初めてその名詞について触れる場合、aを名詞の前につけます。

I ate an orange for lunch. It was really tasty.

昼食にオレンジを1つ食べました。とても美味しかったです。


I bought a desk on a website yesterday.

昨日ウェブサイトで机を買いました。


She gave me an interesting book.

彼女は私に面白い本をくれました。

その種類の中の1つという場合

「どれでもいいから1つ〇〇して」という時にaをつけます。

Can you pass me a pen ?

ペンを1本渡してくれない?


Take an umbrella in the box!

その箱の中から傘を持っていきなさい!


Could you draw a card ?

カードを1枚引いてもらえますか?

職業や所属グループなどによって分類する場合

職業や所属しているグループを表す時にもaを使います。

例えば、「He is a teacher.」彼はteacherという職業人の一人です。という意味が伝わります。

He is a teacher. 彼は教師です。


She is a doctor.  彼女は医者です。


Ken is a scientist. ケンは科学者です。

定冠詞「the」の5つの意味

前に出た名詞をさす場合

会話や文章で以前出てきた名詞が再び話題に出る時にtheを使います。

I bought a new laptop last week. The laptop was 200,000 yen.

先週新しいパソコンを買いました。そのパソコンは20万円しました。


Tom watched a movie yesterday. The movie was very interesting..

トムは昨日映画を見ました。その映画はとても面白かったです。


I found a wallet. There was some money inside the wallet.

私は財布を見つけました。その財布の中にはいくらかお金が入っていました。

その場の状況からわかるものを指す場合

例えばthe deskと言われてどのdeskのことを指しているかわかる。

このような状況の時にはtheを使います。

学校の教室の中やオフィスの中をイメージするとわかりやすいです。

Look at the blackboard.

黒板を見てください。


Can you close the door ?

そのドアを閉めてくれますか?


There is someone at the door.

誰かがドアのところにいます。

常識的に考えて「唯一のもの」を指す場合

一国の大統領や月、太陽といった常識的に考えて「唯一のもの」を表す時にtheを使います。

the sun 太陽


the moon 月


The stars are beautiful tonight.

今夜は星が綺麗です。

同じ文化や地域内の人々の間で、「唯一のもの」を指す場合

地元民ならみんなが知っている建物や商店街、浜辺などを表す時にtheを使います。

地域の中で1つしかないもの、または有名なものを表す時に使います。

the beach 浜辺(地元唯一の)


the station 駅(地元にある唯一の駅)


I often go to the theater with my friends.

私はよく友達と(地元の)映画館にいきます。

修飾語句を付けて特定化している場合

「〇〇の上にある水筒」や「〇〇の中にある書類」など、修飾語句をつけてその名詞を特定化する場合にtheを使います。

Can you get the water bottle on my desk ?

私の机の上にある水筒を持ってきてくれますか?


You can use the printing machine in our office.

君もオフィスに置いてあるコピー機を使えます。


Can I use the “Barista” in your room.

君の部屋にある「バリスタ」使ってもいい?

無冠詞の3つの注意点

複数名詞や不可算名詞が一般的な意味で用いられる場合は原則として冠詞はつかない

果物やお金といった名詞が一般的に使われている時には冠詞は原則つきません。

Money is important.

お金は大切です。 


Orange is delicious.

オレンジは美味しいです。


Children go to school.

子どもは学校に行きます。

固有名詞には、通常冠詞はつかない

街の通りや公園、公的な建物を表すときは冠詞をつけません。

Kokusai-dori street 国際通り


Shinjuku Gyoen National Garden 新宿御苑


Boston university        ボストン大学

複数形の固有名詞や「of + 名詞」の句が着く場合などには、一般的に冠詞がつく

海や山脈、砂漠などの地理的な特徴が含まれる名前のものは冠詞がつきます。

国名や地域名、ホテル、劇場、新聞社なども冠詞がつきます。

the Atlantic Ocean 大西洋

the Philippines     フィリピン

the university of Tokyo 東京大学

まとめ|冠詞を使い分けることで相手に伝わる情報が変わる

今回かなりマニアックな部分を解説しました。

直接受験には関係ないのかもしれませんが、誰もが1度は疑問に思った部分だと思います。

これから英語学習を始める方、英語学習を始めたばかりの方は日本語と英語の言語の違いに疑問を持つでしょう。

そんな方の悩みや疑問を1つでも解消できたら幸いです。

冒頭にご紹介した書籍は下記リンクからご購入いただけます。

ぜひ手にとっていただいて、英語の「ギモン」を解消していただければと思います。

これからも皆さんに役立つ情報を発信して行きたいと思います。

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自分の目標に向かって、楽しく勉強していきましょう!

では、またっ!

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