ブログやYouTubeで、英語の学習は早いうちから始めた方がいいと言われてるし、今日から勉強を始めよう!
3日後・・・

覚えることが多すぎて全然楽しくない!めんどくさい!
と悩む学習者も多いのではないでしょうか?
この記事を読むと、英語学習を楽しく続けるための秘訣を知ることができます。
こんにちは、Takaです。
がむしゃらに勉強することも時には大切なのかもしれませんが、ある程度計画性や方向性を持って学習を初めてもいいと思います。
今回はその後者方に向けて情報を発信していきます。
「例外」は無理に覚える必要はない

英語の学習を続ける上で最も大切なことは「英語を嫌いにならないこと」です。
一度、「英語が嫌い」という認識をしてまうとまず単純に勉強に向かうやる気がなくなります。
やる気をなくす⇨机に向かうのにかなりのエネルギーを使う⇨めんどくさい⇨挫折
こんなパターンで挫折してしまう方をたくさん見てきました。
英語が嫌いになる原因の1つとして
「例外が多すぎる」というものがあります。
例外を取り上げるときりがありません。
そして私たちが教わってきた、中学校・高校の英語の先生はそれを1から丁寧に教えてくださいました。
これが私たちが英語が嫌いになる罠なのです。
学校の先生は9割以上が「まじめ」

こういう見出しを書くと、「いや、うちの英語の先生は超適当だよ。」とか「全然英語の例外について教えてくれないよ。」なんて声が聞こえてきそうです。
なぜ、9割以上の先生が真面目なのかという理由ですが
それは「教科書」があるからです。
高校は義務教育ではないので、ある程度教科書を自由に学校側が選ぶことができますが、中学校は国(文科省)の検定を受けた参考書(=教科書)でしか教えることができません。
つまり、それが彼らにとってのルールであり、そこからはみ出さないように教科書の流れにそって授業を行っているのです。
余談ですが、先生の教科書には、文法や単語の例外について細かくメモがされています。それを教えることである程度の授業のレベルを保つことができます。
文法や単語の例外をこと細かに教えてくださることは大変ありがたいことです。
ですが、そのありがたい行為が実は英語嫌いを生み出す原因になっているのです。
あれもこれも教えなきゃ!状態になっているのです。
溢れんばかりの情報量に嫌気をさし、挫折する学習者が続出するのです。
8割方うまくいく方法を学ぶ


覚えることが多すぎる…。
と思った時は、「8割方うまくいく方法」だけをしっかり学びましょう。
これは英語に限らず、その他のどんなことにも言えます。
皆さんは「パレートの法則」というものを聞いたことがありますか?
80点を取るのに2割の時間が必要で、100点を取るには全体の8割の時間が必要
という法則です。
>>「パレートの法則」を確認するにはコチラから
つまり、あれもこれも全ての例外を1から10まで覚えようとすると膨大な量の知識と時間が必要になるのです。
英語が大好きな人ならその時間と労力を惜しまず使えると思います。
しかし、英語の学習を始めたばかりの方や中高生の場合はその時間も労力も限界があります。
だからこそ、「例外」は必ずしも覚える必要はないのです。
英語の学習を進めていくうちに、必ず何かしらの壁にぶちあたります。
そのとき初めて、その例外について学べばいいのです。
例外とは普段使われることのない情報のことです。
であるのなら、実際に使わざるをえない場面で覚えた方がはるかに効率的です。
勉強が続けられるかは計画の時点で決まる
がむしゃらに勉強を行っていても、すぐに燃え尽きてしまうのが関の山です。
学習を継続して行う人に共通していることは「計画性」をもって取り組んでいるという点です。

計画とか立てるの苦手…。
こういった方にぜひオススメしたいのは次のことです。
勉強計画は「時間」でなく「量で決める」

よし、勉強を始めよう!
勉強を始めようと思っても、計画なしに勉強を開始するのは効率的ではありません。
何事も計画が大切です。成果が出る、計画の立て方をお伝えします。
計画はその目的を明確にすることが大切です。つまり、勉強のゴールを決めるということです。
マラソンでも42.195kmと決まっています。ゴールが決まっているからペース配分がありますし、ラスト10kmからスパートをかけることができるのです。
勉強計画を立てるときにおさえるべき5つのこと
- なんのために勉強するのか?(=目標の明確化)
- 試験日はいつ?(=試験日から逆算して勉強の強度を調節します)
- 目標はどのくらい?(=検定級やスコアなど)
- 目標達成に必要な時間は?(=全体内容の把握)
- 1日どれくらい勉強すればいい?(=学習内容の効率化)
目標は高すぎず、達成可能なものにする
目標を高く設定することは悪いことではありませんが、無計画な学習は必ず挫折をします。

まずはちゃんと「やり切る」ことで自分の自信になります!
例えば参考書や問題集、ワークブックなどページ数や英単語の数を今日はどのくらい勉強するのか。
今週中、今月中にどこまで進めるのか。
このような目標を明確にし、勉強のペース配分を自分に合わせて、「絶対にやり切る」を念頭に置きましょう。
無理な目標設定は、自分に甘くなったり、自信をなくす原因にもなります。
そういったネガティブな経験が勉強の習慣化を邪魔してしまいます。
自分の実力を分析し、どのくらいのペースでどのくらいの量を無理なくこなすことができるのかを見極める力が必要です。
また、計画に問題が出たら、そこで見直すことも大切です。
例えば、1日100単語を目標に計画を立てたものの、「毎日は厳しいな」、「自分には多すぎたかも」と感じたら、計画を見直す必要があります。
無論、低すぎる目標は成果を生まないので、自分が頑張れば達成できるギリギリのラインを目標にすることが重要です。
毎日コツコツ自分の目標を達成していくと、すごく自分に自信が持てるようになります。
自信が持てるようになると、学習の意欲がわきますし、高負荷な学習にも耐えられるようになります。
私がおすすめするのは英検やTOEICといった検定試験を受験してみることです。
現時点での自分の実力がスコアになってわかりますし、英検なら合否判定があります。
年齢関係なく、「合格」できるとものすごく嬉しいですし、自分により自信が持てます。
勉強のモチベーション維持にも繋がります。
別の記事で、英検2級合格の手順を1から解説した記事がありますので下にリンクを載せておきます。
>>「英検2級合格のロードマップ|仕事や趣味を両立しながら合格する人の学び方を教えます」の記事はコチラから
まとめ 「例外」はすっとばして、どんどん先に進もう!

英語を学ぶ上で最も大切なことは
「英語を嫌いにならないこと」です。
英語を嫌いになる原因の一つが、覚えることが多すぎるということでした。
わたしはネイティブと話す時に、難しい文法や難しい単語を使っていません。
というか使えません。笑
それでもコミュニケーションは成り立ちます。
「例外」を覚えることも大切なことですが。まずはどんどん先に進みましょう。
そして、成功体験を積んでいきましょう。
壁にぶち当たった時に学んでこそ、人はそのことについて深く学ぶことができます。
英語に限らず、なんでも楽しく、一歩ずつ進んでいきましょう!
では、またっ!
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