こんにちは、Takaです。
英検2級合格に関する知識やノウハウを発信しています。
私は洋楽が好きで、あんな風に歌ってみたい、ラップとか歌えたら「モテるかも」と淡い期待を抱いていた高校生時代から今まで通勤・通学中の移動時間はずーっと洋楽を聴いていました。
ついこの前まで英語を正確に聞き取れませんでした。(聞き取れなくても洋楽自体は大好きなんですが)
みなさんは海外ドラマや洋楽、実際のネイティブ同士の会話を聞いて
こんなことを考えた経験はありませんか。英語学習を進めていくと、どうやらリスニングには4つの知識が必要だということがわかりました。
今回はこれら3つの悩みを解決する記事を書いていきます。
英語を聞き取れない3つの原因

リスニングは「聞こえない」こと自体が問題なのではありません。そもそも英語を話す際のルールを知らないことが問題なのです。
英語を話すルールとは例えば
これらの知識を知っているだけで、かなりリスニング力が上がります。あなたのリスニング力は決して低くありません。ルールを知らないだけです。
スポーツでもなんでも、ルールを知るというのは大切なことです。もしあなたが、毎日英語を聞く環境にいるのならルールを学ばずとも、体で覚えることができません。
でもそれは多くの日本人には当てはまりません。みんなが等しくリスニング力を上げるには、英語を話すルールを知りましょう。
そもそも見たことも聞いたこともない単語
大前提として、自分が理解できていない単語を聞き取れません。厳密に言うと、音自体は聞き取ることができます。しかし、その「音」の意味がわからないのです。
例えるなら、歌詞のない音楽を聞くようなものです。言語として脳は認識するのではなく、ただの音として認識します。
海の波の音、風の音、車の音、人の会話が飛びかう雑音
これらと同じものとして耳から情報が入ってきます。
日本語でも知らない単語が飛び交う会話にはついていけません
例えば、税金関係の話や法律関係の話はその道の専門家かある程度その分野に明るい人でしか情報にアクセスすることができないのです。
正確な発音を知らない・できない
耳から入ってきた単語の音声を自分で正確に発音できなければ聞き取れません。
日本語もこれと同じく、自分が読めない単語が会話の途中で聞こえると一瞬「ん?」と思いますよね。
それが英語ならなお「ん?ん??」となってしまいます。
そうなったら、次の単語を聞き取る意識と集中力がなくなってしまい、結局その文が理解できずに流れていってしまいます。
私が学生時代、いつもテストのリスニング問題は鬼門でした。1つ知らない単語があるだけで内心、とても焦ってパニックを起こしていました。そして、最終的には4択から神頼み鉛筆コロコロです。
リスニングと発音は非常に強い相関があります。
発音は学校では基本的に学びません。要所、要所で発音指導されることもありますが、授業の1時間をまるまる発音指導することは基本的にありません。
しかし発音を学ぶことで語彙力と読解力が上がります。これは私も実感しています。
単語を見ても読めない
単語力(語彙力)=英語の基礎体力(筋力)です。
語彙は単語帳を使うことをおすすめします。市販の英単語帳を1冊丸々暗記するくらいの気持ちでどんどんチェックしていきましょう。
もしあなたが英検2級を受験する予定なら「パス単」シリーズがおすすめです。私はその1冊に載っている単語を8〜9割覚えて合格することができました。
具体的解決策3選

単語力強化
単語は先述した通り、英語の基礎体力です。
単語帳を初めから最後まで読んで読んで読みまくる!
ここで注意して欲しいのは「書いて覚えようとしないこと」です。
最終的には単語を書けるようにしたいのですが
まずは「読めて・書ける」単語の数よりも
「読めて・意味が言える」単語の数を増やしましょう。
何度も何度も読み倒して、それでも意味がパッと出てこない単語に限定して書いたり、マーカーを入れたり、付箋を貼ったりして覚えるようにしましょう。
このやり方が最も効率的で、楽な方法です。
>>「英単語を忘れる原因と覚えておくための3つ方法」の記事はこちら
音読
リスニング力は音読がカギです。
東京大学大学院の研究論文によると、リスニング力を向上させる方法の1つが「音読」であることを明らかにしました。
同研究では、英語速読練習を行ったグループとディクテーション(英文音声の書き出し)を行ったグループを比較しました。
速読グループはリスニングスコアが伸び、統計的にも有意が確認されました。
一方で、ディクテーショングループにはリスニングスコアの向上が認められませんでした。
参考文献
小山(2009)「英文音読指導が日本人大学生の英語リスニング能力の伸長に与える影響の検討ーディクテーション訓練との比較ー」
一言で「音読」といってもやり方は実はたくさんあります。
ざっと項目をあげてみます
- オーバーラッピング
- シャドーイング
- read & look up
- サイトトランスレーション
などです。
ビギナーが取り組みやすいのは
「オーバーラッピング」と「シャドーイング」です。
オーバーラッピングは音声と同じ「スピード」、「イントネーション」、「アクセント」を意識して読みます。
簡単に言えば「完コピ」です。見本を完全に真似しましょう。
次に「シャドーイング」は音声の後を追うように音読します。ポイントは、英文を見ずに音声だけを頼りに音読していきます。
これらを10回ずつ行うだけでも、音読の質に変化が見られると思います。
私は大手大会話スクールに2年間通い、音読の練習法について深く学びました。
英語を聞き取れるようになったのは音読のおかげだと思っています。
>>「リスニングを鍛える11の音読方法」をまとめた記事はこちら
発音練習
発音は英語の先生やネイティブに教わるのが一番手っ取り早いです。
でも読者の多くの方にネイティブのご友人は少ないかと思います。
そんなときはgoogleや優秀なsiriを活用しましょう。
Googleで発音を確認したり、Siriに話しかけてご自身の発音をチェックすることができます。
正確に発音できるまで、時間が必要です。
早ければ1ヶ月、遅くとも半年ほどで練習の成果を実感できるようになります。
それまで継続、継続です。
そして、発音練習する時にはちょっと大袈裟なくらいがちょうどいいです。
声の大きさ、顔の筋肉、舌の動かし方など自分がネイティブなったつもりで練習してみましょう!!
おすすめ書籍
まとめ 英語は音読で聞き取れるようになる
これまで英語が聞き取れない
3つの原因と3つの解決策について述べてきました。
これらの原因と解決法は私がもがきながら英語学習をしていた時に感じていた悩みの1つです。

こんな解決法があるなら最初から教えてくれよ、、、。
と、今まで出会ってきた中。高の英語の先生の顔を思い浮かべたのを今でも覚えています。
調べてみてわかっことなのですが、中学校の英語は発音指導というものがマストではないようです。
今では、オールイングリッシュの授業も増えてきたみたいなので
これからの時代を生きていく若者には期待ですね^^!
私たち大人も今の中高生たちに負けないよう、頑張っていきましょう!
では、またっ!
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